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能管とは

 
全長約40cm の横笛です。
能や歌舞伎で使われています。「ヒシギ」という高音の音を出すのが特徴です。
 
 
 
能管の断面図を見ると、歌口と第一指孔の間に「のど」と呼ばれる細い竹筒が入っています。
「のど」がはいる事によりオクターブのバランスが崩れ、能管独特の音程や音色が出るようになります。
頭部には、鉛の重りを入れ全体のバランスをとります。
 
 
 
能管を吹く前に、「オヒャ~ラ~」などというふうに言葉におきかえた歌で習います。
これを「唱歌(しょうが)」と言います。
この「唱歌(しょうが)」を声にだして覚えることが大切で、上達の近道です。
 

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